Wednesday, May 06, 2009

Forerunner 405CXのカロリー計算のテスト

405CXで一番の違いであるカロリー計算を無印405と比べた場合、やはり心拍ベースになったことが一番大きな変化といえそうです。例えば、下のテーブルは周回コースを走った場合の比較ですが、

カロリー消費(cal) [405CX]カロリー消費(cal) [405]ラップタイム(sec)HRR(%)
324017870
384018778
384118480
394219382
424119883
394219284
404017794
424018195
424017795
444118097

周回ペースの上下幅(177秒から198秒)が比較的少ない場合、405では周回あたりのカロリー量がかなり安定する傾向があり、また、周回ラップが多い(遅いペース)ほどカロリー量が多めになる傾向があります。

一方、405CXは心拍数の影響がおおきいですね。また、(今回の表には現れてませんが)周回ラップが短い場合はカロリー消費が小さくなる傾向があり、心拍数と時間がおおきなファクターになっているようです。ただし、405CXの場合はR-R(心拍間隔)の変化も運動量の推測に使用していますが、基本的には心拍数の影響がおおきいでしょうか。

別の機会のデータでは、周回あたりのカロリー消費が405CXでは33-48calまでの幅があり(405では40-45)、カロリー演算が大きく変化していることがわかります。

実際、一箇所にとどまって体操するだけでも405CXではカロリー消費を計測してくれますが、405ではカロリー消費量がゼロのまま、という感じになります。つまり、室内でエアロビクスをする、といった条件でもカロリー消費の計測が可能です。405のときは、室内でもFootpodを使用すればトレッドミルの場合は(距離を演算できたので)一応カロリー計算は可能でしたが、405CXでは走る以外の運動でもカロリー計測が可能になった、というところでしょうか。

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