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Friday, July 27, 2012

Forerunner 405 / 410のバッテリー交換

Forerunner405/410の弱点の一つに、バッテリーが意外とダメになりやすいということがあります。 これまでの経験からすると、refurbishedモデル(中古整備再生品)のバッテリーが始めからへたりぎみの時もありますし、もともと完全放電や超充電放置などに弱いような印象があります。

バッテリー交換は基本的には台湾本社等に送りかえして有償で交換してもらうことになりますが(費用は$99?)、405/410の価格が下落してきている状況でバッテリー交換だけでこの値段は・・・と思う人も少なくないかもしれませんので、以前行ったバッテリー交換をちょこっと記事にしておこうと思います。

ただし、難易度はなかなか高く、リスクは小さくないし、しかも保証期間中にこれを行えば当然ながら保証外となります。また、バッテリーそのものも日本では入手手段が限られます。ずばり言ってしまえば、壊してもいいという前提がOKで、こういった作業に慣れている人でない限りは、$100払って交換してもらう方がはるかにいいです。壊した場合に買い換えた時の値段、自前で修理した場合に浮く費用、手間と時間を全部考えると、あまりリスクに見合わないというか。。。

自前で交換する場合(ただし保証外)?
必要なものと作業はざっとこんな感じ:
  • バッテリー:PD3048 (3.7V, 300mAh, 半田端子付き。あんまり安くない)
  • 本体のネジはTorx5ドライバで開閉
  • 極細ケーブルのハンダ付けが必要
  • ケーブルコネクタも脆いので慎重な取扱いが必要
  • ※あと、精密な作業するための道具は必須かと思います。

    手順
  • ベルトを外す
  • ネジを外す
  • 慎重に開閉
  • ケーブルコネクタを精密ドライバ等で慎重に外す
  • バッテリをはずし、ケーブルを切り、交換バッテリにハンダ付けする
  • 逆の手順で元に戻す
  • ※おおざっぱにはこんな手順です。

    参考写真
    交換バッテリーです。

    こちらが裏面

    裏蓋を開けたところ。ケーブルは短いので注意!

    ケーブルが白いコネクタで本体基盤に接続されてます。

    慎重にケーブルコネクタを外したところ。

    バッテリーは裏蓋にあります。黒いのはクッション兼用スペーサーです。


    総括
    というわけで、昔おこなったバッテリー交換の内容を改めてアップしました。 ここまで書いてナンですが、自力のバッテリー交換はお勧めはできません。いろんな意味で、 正規に交換作業を行ってもらった方が安上がりです。
    実は、こないだ410が壊れてしまい(起動途中でフリーズする)、610に変えてしまいました。 よって405シリーズを使用しなくなったので、バッテリー交換ともしばらく縁がなくなってます。 いずれは610もバッテリーの交換が必要になる時がくるかもしれませんが、当分は大丈夫だと 信じたいところです。

    Forerunner 405 / 410 の故障のしやすさは?

    Forerunner 410が一年立たずして起動途中でフリーズし、使用不可能になってしまいました(^^;
    ※参考までに、下記にその時の写真を載せておきます。

    410はF405シリーズの集大成というべき製品であり、しばらくずっとこれを使っていくつもりだったのに、これまでにないパターンの故障が起こり、ちょっと驚きでした。まあなんだかんだ言って405シリーズは弱い!
    いい機会なので、これまでに経験した405の不具合や故障を上げていきますと:

  • ベルトの土台が割れる: 2回 1,2
  • ベルトがちぎれる(※ベージュ色の405。黒いベルトの方が強い?): 1回
  • バックライトの故障: 2回
  • バッテリーの大幅な劣化: 2回
  • 起動途中でフリーズ: 1回


  • ・・・とまあ、欠陥部分は繰り返し故障しやすいというところです。結局405シリーズは諦めて、スキップするつもりだった610にしました。バッテリー充電コードが変わってしまうのは痛い! 610は、タッチセンサーのせいか、若干コントラストが落ち、また、バックライトも暗いタイプのものになってます。ただ、裏蓋は金属製になり、405より多少重くなったものの、ボディの丈夫さは向上したような感じで、パワーセーブ時のバッテリー寿命の向上もありがたい(405シリーズとの比較は以前の記事のとおりです)。405シリーズの購入を考えられてる方はご注意を。

    最近はGarmin以外の代替手段も非常に増えており、910XTを見ると明らかにスマートフォンによる脅威の影響を感じます(つまり、スマートフォンが不向きな分野での生き残りを図っているような節があります)。また。Garmin自身もiPhone用ドングルをリリースして、自らその方面へ食い込もうとしているように見えます。この変のトピックもおもしろいのでいずれまたそれらに関する記事を書きたいと思います。



    故障した410
    この状態で固まります:

    Tuesday, April 26, 2011

    Garmin Forerunner 610: 410との違い

    いよいよNike等の大手も参入し、ますます競争が激しくなりそうなGPS腕時計業界ですが、Garminも今度はかなり 短期間で410の後継と言える新製品を投入してきました。
    中でも、まるでiPodからiPhoneへの移行を思わせるような、タッチベゼルからタッチパネルへの変更が目玉になっており、 それにともなったユーザーインターフェースの変更がこれまでの400シリーズとの大きな違いとなります。 とはいえ、実は細かい部分はかなりの変更が加えられ、今までのユーザは使い勝手で少し混乱するかもしれません。 主な機能追加は
  • タッチパネル採用
  • アラーム用にバイブレーション搭載
  • TANITA BC-1000(ANT+ 準拠の体重計との)通信
  • Training Effect
  • Virtual Racer™


  • さらに、機能追加のみならず、整理されたものもあります:
  • シンプルワークアウト機能削除、簡単なカスタムワークアウト直接編集可能に
  • コース記録機能は削除に
  • ユニット間データ通信機能も削除: (トレーニングデータのトランスファー機能:使う人は少なかったであろうと)


  • また、物理的な変更も面白いところで:
  • 重量は増加: 60gから72g
  • サイズは縮小: 厚みも160mmから142mmに
  • バッテリー寿命: パワーセーブ時の寿命が2倍に(2weeks->4weeks)
  • 充電クリップの変更: 互換性は消失、ただし装着性は向上
  • ディスプレイ上部の表示領域を拡大: 表示情報量は若干拡大
  • どっこいどっこいでしょうか?

    以下、詳細についてです。

    Training Effect機能
    Suuntoの時計に搭載されていたFirstbeat Technologies社のTraining Effect計測機能がとうとうGarminにも 搭載です。リアルタイムにトレーニング効果を計測する機能で、運動強度の蓄積を見るようなものと考えると 判りやすいかもしれません。

    防水性能は変化無し?
    実は、FR400シリーズもご多分に漏れずかなり防水が弱かったですが(この辺は腕時計製造の歴史が浅いGarminらしいところですが)、 残念ながらスペック上は610も同じ防水性能のままです。実際の性能が少しでも改善されてればよいのですが。 あと、ボディそのものの強度は上がったのかどうか・・・

    アクセサリー互換性
     400シリーズの充電クリップやリストバンドとの互換性は無くなりました。
    ただし、充電クリップの使い勝手が向上しており、マグネットの採用によって装着の失敗が低減しています。 こんなところもMacに似てきている?

    Footpodのキャリブレーションについて
    Footpodで距離計測を行う時のキャリブレーションファクター(係数)についても、 今回の610で明らかにされてます。単純に、Footpodで計測された距離 x (ファクター/1000)ということです。 恐らく400シリーズでも同様かと思われます。単純な比例式なので、逆に言えば、距離の判っている長距離コースを 走って係数を調整するのがとても楽です。単純に、ファクターを1000にして既存の距離を走り、その誤差を計算すれば OK。950にすれば、(センサーの計測した距離から)5%短く計算する、といった具合です。

    記録方式について
    実はなにげに、データ記録に関しても、毎秒記録方式だけでなく、要所要所のみのポイントを記録する アルゴリズムも選択できるようになってます。 これにより、より多くの記録を残せるわけですが、データの質はアルゴリズム次第となるでしょう。
     ※実はかつてあった機能が復活

    タイムゾーンは自動切り替えにに変更
    あと、マイナーなところで、デュアルタイム機能がひっそりと無くなってます(笑) ただし、GPS信号によるタイムゾーンを自動認識するようになったため、手動でタイムゾーンを 切り替える必要がなくなったので、機能としては進化していると言えます。 とはいえ、別のタイムゾーンを一アクションで参照するような使い方が不可能になってしまいました。

    トレーニングヒストリー機能: 週トータル、月トータルの表示も可能に
    今までの400シリーズでは、記録されている全トータル距離数+時間数のみの表示 でしたが、週・月のトータルも表示可能に。まあ今までが非実用な機能だったので。。。

    Virtual Racer™
    Virtual Partner機能と違い、以前に記録したレースデータと照合してどの程度の進み遅れがあるかを 表示します。しょっちゅう同じレースに出る場合は使い勝手はある? Virtual Partnerは一定速度のペーサーなので、進化機能ではありますが、必要かどうかは 人によるところです。

    External Power Pack?
    再び、他のForerunner も対応機種に上がっています。要は、USBチャージが可能ということなんでしょう。 ソーラー充電が売りといったところかと。

    ディスプレイ上部の表示領域を拡大: 表示情報量は若干拡大
    おかげでトレーニング時の表示アイテム最大数が、3つから4つになりました。

    なにげにGPS性能が向上? Updated!
    ココ によると、GPSチップが SiRFstar IVになっています。これにより、衛星補足時間、消費電力、 位置精度、受信感度などが改善されるとのこと。610がどこまでSiRFStarIVの性能を生かしきって いるか、みどころです。

    トータルの評価
    せっかく410で完成度を高めたタッチベゼルを捨て、思い切ってタッチパネルを採用したのは 大したものです。反面、400シリーズの熟成度/完成度をある程度捨てることでもあり、 大きな機能では実はマイナーチェンジといえるので、こうなると安くなったFR405もかなり魅力的であり、 他社のGPS腕時計も選択肢として魅力的です。Garminの他製品も(例えばFR210)も悪くなく、 正直なところFR610はさすがに割高感が大きいのではないでしょうか? Refurbished iPad1すら買えてしまう値段ですから。。。そろそろ主流から外れてくる時期なのかも しれません。値段の割には腕時計としての耐久性・品質がいまいちなのも、Garminの弱みです。
    しかし、なんだかんだと随所にApple社製品のUE/UIの影響が見て取れるのが面白いですね。

    Thursday, November 25, 2010

    Garmin Forerunner 410 購入、使用後の感想

    405CXのバッテリーの寿命が急激に落ちてしまったため、405CXバッテリー交換を考えたが、バッテリー交換のコストは$100、さらにベルトマウント部のもろさとその寿命を考えると、買い直したほうがいいかもと思えてきたので、思い切って410を購入しました。もともと買い直しのために調べてたら410が発表されてたのを見つけたので、発売まで待っていたというのが本当のところ。。。

    410の目だった変更点は以下のとおり:

  • シャットダウン機能
  • カロリー計算機能の更新
  • ベゼルタッチ機能の改善
  • パワーセーブモード移行時にメッセージ表示
  • GPSのHotFix®対応
  • ※タニタ体重計(BC-1000)対応は見送られたようです

    シャットダウン機能の追加はかなり有難いところ。405のパワーセーブモードは意外と電力を食うので、長期的に使用しないときでも1~2週間に一度は充電する必要があり、意外と面倒だったこともあるし、なによりリチウムイオン電池のこまめな充電・放電を減らせるので、リチウムイオン電池の寿命を長らえさせることができるのが大きいですね。

    405CXで搭載された、Firstbeat社によるカロリー消費量演算アルゴリズムが更新されたため、アクティビティクラスの手動設定が必要無くなりました。

    ベゼルタッチ機能の改善は、ベゼルを複数のセクションに分けてそれぞれのセクションのセンサーが独立に接触を感知することにより、汗や雨の悪影響に強くなったということのようです。よって普段は405とそんなに変わらないような・・・。ただ、405,405CX,410それぞれ感知アルゴリズムに癖があり、410がマシと言えばマシかもしれません。特に、410では高速ローテイト時にはローテイト速度を加速させるような工夫がされたかも? マウスを早く動かしたときはマウスポインタの速度を移動量以上に上げるアルゴリズムとよく似たようなものです。タッチ動作が若干、保守的というか、しっかり指を当てて離すことにより認識するようなアルゴリズムになった感じです。ベゼルタッチのような基本機能を地道に改善してくれる姿勢は非常に好感をもてるものの、ただ、405でもランニング時はベゼルタッチをOffにする人が多かったため、結果的には多くの人にとってそれほど大きな恩恵にはならないかもしれません。とはいえ実際、雨が降ったときに使用した感じでは、雨中のベゼル動作は確かに改善はされてます。


    パワーセーブモード移行時にメッセージが表示されるということでしたが・・・未だに見てません。はて?と思っていたが、これはTime ModeからのTimeoutでは表示されないようです。Training -> Options -> TimeoutをEnableしたら、Training Modeのままほっておくと、数十秒前からカウントダウンが始まり、ビープ音を何度も鳴らして警告してくる。これもまあ、普段Timeout機能を使用しない人にはあまり意味ない、というか、ベゼルをロックしてパワーセーブモードに入れば特に必要な機能と思ったことはないので、どこまで恩恵があるかは人によるかと。

    GPSのHotFix®対応が明記された最初のForerunner4xxシリーズです。ただ、405CXでも405よりかは短時間でGPS補足することが多かったので、410でどこまで改善されてるかは微妙なところ。今のところは補足は405CXより早いような。。。どこまで早いのかどうかはもうちょっと使い込まないとわからないところです。

    310XTにあったタニタ体重計対応は見送られたようです。まあ、BC-1000の価格とスペックを考えるとUS市場では到底売れそうになかったので、対応する必要性はあまり感じなかったでしょうね。最も、Garmin社自体は価格の安いローエンド市場の拡大とサイクリング系機能の強化に力を入れているようですが。

    全体としては、地道な改善は評価できるものの、あまり強い恩恵を感じられる機能改善が少ないため、新品の405がずっと安価で入手可能ならそちらの方が良いのでは?とも思わせられます。価格もさすがに割高感が鼻についてきてるように思います。とはいえまだまだ市場ではGarmin社がまだ独占的な地位にあるため、Garmin社のモチベーションを上げるためにも競合がもっと出てくる必要がありそうです。そういう意味ではTimexの製品がさらに改善されてくることを期待したいところです。iPhoneやアンドロイド端末も、ANT+アダプタでも出してくれればかなり競合として面白くなるのですが。。。自分でANT+アプリを作れるようになればさぞ面白いことになりますからね。

    Friday, October 15, 2010

    Forerunner 410発表

    前回の405CXは基本的にソフトウェアの変更のみであったが、今回の410は、405CXから比べると以下の変更がある:

  • 310XT搭載のHotFix®が410にもやっと搭載:GPSの補足速度が改善
  • ベゼルタッチの改善:汗や雨の影響が少なくなり、応答もより機敏になる
  • HRM付属版は、ソフトストラップのものに変更

  • と、かなり地味に聞こえる変更となるものの、基礎的な部分を地道に強化してきたことは歓迎すべきことである一方、既存の405/405CXユーザが買い換える必要があるほどの大きな変更でもないので、マイナーアップデートという位置づけがよさそう。405には他にも変更すべき問題が色々あるので、それらも対処されてると喜ぶ人は多いと思うのだが…

    実は、External Power Packなるものが出てきており、実はこっちの方が気になる存在だ。なにしろ、ウルトラマラソンのような競技になると405ではバッテリー切れが問題になっていたから。もしこれが走行中でも電気を供給できるものだったら、405の弱みの一つの回避策となりえる。対応機種には405が含まれていないところを見ると、ひょっとしたら410の電源供給プラグも増えている? あるいは、410では充電中でも走行データを表示可能にしたとか? いずれにせよ、興味深いところである…
    ※残念ながら、上記の外部バッテリーパックは結局410では使用できないことが判明。どうやらGarminサイトの手違いのようで・・・ Image © Garmin