これまでごく僅かな店でしかできなかったスターバックスのiPhone決済が、一気に全米のほぼ全店の直営店で可能になったので、一応試してみました。それまでも、スタバカードの残高照会や決済記録の確認にはこのスタバカードアプリを使用していたが、実際に決済に使うのは初めて。
上にある1枚目画面写真が表の写真、2枚目が実際の決済時の写真で、2Dバーコードを
店でスキャンしてもらうという、シンプルなものです。さすがに店員もちょっとまだ
なれてない感じ。一年近い試験期間を経てめでたく本格運用といったところですが、
ロゴの変更とともに、40周年を迎えて今年もますます意気込みを感じます。
しかし、プレスリリースでは2DバーコードがなぜかQRコードになってます、はて?
左側の下部に出ている6386という数字は対応店の数です。今まで数百件とかそんな
レベルだったと思いますが、いきなり全米の店で対応というわけです。今日は
すでに7000を越してました(笑)
実際には、自分のアカウントを作成し、そこにカードを登録するような使い方になります。
複数のカード間で課金をトランスファーしたり、なにかと便利です。入金も店頭、
Web、iPhone/Blackberry専用Appどれでも可能、残金がなくなると自動的に入金する
オートリロードもあり、スタバカードと決済アプリで電子マネー市場そのものを狙っているのかと思ってしまいます。やはりハワード・シュルツの復帰後は攻めてきますね、まるでジョブス復帰後のAppleのように。。。
さらに今年6月まで、この専用アプリから25ドル以上入金すると、初回に限り$5ドル無料で追加してくれるサービスも始めてます(人数上限はあるそうですが)。そこまでしてプロモートするところに意気込みの強さが感じられますね。果たしてライバルたちはこの独走に反応するのか? いずれにせよ、スターバックスロゴからCoffeeの文字をはずしたところに、今後のビジネス拡大の方向性が見られます。
次の画面写真は、決済履歴とスターポイント数の画面です:
ちなみに、日本では数年ほったらかすと残高がゼロになるそうですが、こちらでは
いまのところ有効期限は無期限です。実は一枚のカードは4~5年前のものですが、
ありがたいことに問題なく登録できました。日本のルールはちょっとえげつない
ですね。せめて、有効期限が過ぎたら(登録コストとして)少しずつ引いていくような
ルールとかにしないと。。。上限数万円まであるのに、いきなりゼロになるのはちょっとドロボーっぽいので(笑)。
あと、登録したカードの絵柄が画面に
現れるのも実はけっこうビックリしました。どの番号がどの絵柄かすべて記録
されてるんですね。あれだけ膨大な数のカードを発行しているのに、全てリアルタイム
処理できるのには驚きというか、システムの進化ですね。
アンドロイド版もリリース予定ですが、Windows Mobile版は何の発表もなしです。
シュルツは地元つながりのゲイツの友人なんですけどね・・・
Saturday, January 22, 2011
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